古代都市ツボクラ

よく食べ よく眠り よく考える,難ある男二人の備忘録

プラットフォームと希少価値

どうも、たけです。

昨日、好きなおかずは早めに食べないと冷めて美味しさが半減するので先に食べた方がいいことを人類で初めて見出しました。

 

プラットフォームが進化するとそれに伴って様々なものが出てきます。

例えばtwitterにgif動画を載せられるようになってコンテンツの幅は広がりました。詳細を開かなくても画像が表示されるようになったり、サムネイルでリンク先が表示されるようになったり、こういったプラットフォームの進化がコンテンツを変えています。最近は140秒くらいの長い動画も載せられるようになって、テレビ番組の一場面を切り取ったものなど長いコンテンツが拡散されるようになったのをよく見ます。まとめサイトと似てるかもしれませんが、著作権どうこうは置いとくとして、数ある中のほんの2分間を切り取ったわけですから、そらおもしろいでしょう。また、最近はさらに元の動画を早送りして140秒に収めたものもあり、こうやっていいとこ取りして凝縮までされたものが身近なSNSに溢れていくのかと感心しました。

 

また別の例として、僕はものづくり界隈に脚を突っ込んでいるのですが、そこでもプラットフォームの進化はすごいです。例えば3Dプリンタや便利なプログラミングツール、他人の作ったプログラムを簡単に使えるオープンソースプラットフォームなどがどんどん進化しています。すると「一昔前は難しいとされていたもの」も簡単に実現可能になっています。

 

プラットフォームの進化により今までできなかったことができるようになるのは楽しいですが、競争することを考えると底上げされただけで相対的な立ち位置は変わらない気がします。むしろ裾野が広がり入れ替わりが激しくなった分だけ厳しくなった。

僕は希少価値をかなり重く見ています。おもしろいものがたくさん出てきたり、簡単にすごげなものが作れるようになっても、もはやそれが出来ることに希少価値はありません。「(一昔前の)すごいことが簡単にできるようになった」と喜んでる場合ではなく、「もっとすごいことをしないと目立てなくなった」ということです。デジタルネイティブとか言いますが、そういう各プラットフォームネイティブが続々と現れてくる中で闘うの、修羅修羅しいですね。

 

はたまた、価値は全てプラットフォームを提供した側が待っている気がしてならないです。便利なツールを駆使して何か創作しても、その便利なツールが便利なおかげがしてなりません。

自動車教習所で聞いた「車の能力を自分の能力と思いがち」という講師の言葉が印象に残っています。プラットフォームやツールによらないパンチ力を身に付けたいです。