古代都市ツボクラ

よく食べ よく眠り よく考える,難ある男二人の備忘録

実力の在り処

どうも,たけもりです.

世の中,自分だけは人とはちょっと違うと思ってる人ばかりでしょうけど,僕だけは君たちとはちょっと違うから.

 

「実力の在り処」についてよく考えます.

  • あるときは「自分の実力」について(すぐ調子に乗るので)
  • あるときは「他人の実力」について(負けず嫌いなので)
  • あるときは「実力」について(「実力者」になりたいので)

果たしてどこにある何が実力なのだろう.

 

トーク番組なんかを見てるとよく「この前出会った変わった人の話」みたいなのがあります.その話でおもしろいのって,話し手じゃなくてその変わった人ではないのか.話し手はそのエピソードをおもしろおかしくまとめて話す実力もあるのでその程度にもよりますが.「大勢の前で話すことができる」という立場的な力もあります.「変わった人に出会える」というのも一つの実力かもしれません.でも,そのおもしろさのコアの部分は,やはり変わった人にある気がしてもやもやします.

もちろん,変な人と出会ったのをきっかけにして色々考察とか妄想してって話なら話者の実力だと思います.あと「おもしろい人だと思ってもらうこと」ではなく「おもしろい話をすること」が目的であるなら何でもいいです.

 

おしゃれさんの実力はこれいかに.

おしゃれな服を着てておしゃれなのは,その服のデザイナーではないのか.あるいはセレクトして売った人ではないのか.場も含めた組み合わせがおしゃれなのかもしれませんが,それでもほとんどはデザイナーのおしゃれさを我が物顔で身にまとってるだけなのではないのか.

おしゃれなお店を知っていたところでおしゃれなのは自分じゃなくてお店だし,おしゃれな音楽を聴いていたところでおしゃれなのはその曲を作って演奏してる人です.あるいはそれらを自分に知らしめた情報源です.

 

またカテゴライズによる勘違いもあるように思います.

本来カテゴライズというのは,先に何らかの特性があって,その特性によって分類されるものです.でも先に自分をカテゴライズして,そのカテゴリの特性を身にまとってる人がたくさんいます.学歴とかわかりやすいかもしれません.「スポーツやってたから」とか,「トマトが嫌いだから」とか,「おれたちは難あるから」とか,そういうの,楽しいけど,甘えなんです.いや甘えたらええがな.

 

今までの話と矛盾するかもしれませんが,僕は「運も実力のうち」を認めています.結果が全てだというのもありますが,主な理由はこれを認めた方が「嫉妬」や「ひがみ」のような下らない感情を持たずに済むからです.「運も実力のうち」という言葉が浮かぶのって,だいたい「そんなん運良かっただけやないか」と思いたいときですので.

  

さぁ.横流しすること,享受すること,所属すること,どこにも僕の実力はないのではないか.

 

一応僕は強くなりたいんです.漠然と,上位にありたいと思っています.僕より強くない人が僕より強いふりをしてると腹立つんです.

特定の何かで強くなってもその何かにしか使えませんが,人として強ければ何をしても強いから強いんです.僕はまだ強くない.家のベッドに寝転んでから落ちるまでの束の間,そこには何者でもない僕が独り浮き彫りになっていて,どうにも虚しくなるんです.虚しくなるというか,虚しいっちゃ虚しい? う~ん,過去に,そういう感じで,虚しくなったことがある.

 

孤独空間においても実感できるような,他者との比較に拠らない「絶対的な実力」ってあるんでしょうか.なんかもうめんどくさいのでそんな無い理想に漠然と憧れるのやめたいです.漫画読んでる方が楽しいです.それにあまり深く考えると死ぬしか選択肢が無くなるパターンが多いので,今日はここらで終わりにします.