本末転倒
どうも,たけです.
完璧な人生を志そうと思います.
僕は本末転倒とかジレンマとかパラドックスみたいなものを発見するのが好きです.だって,良かれと思ってやったら本末転倒ってちょーこわくないですか.
- おしゃれ論で書いた「かっこつけることがかっこよくない」
- マスメディア批判批判で書いた「メディアを批判することで閲覧数が増えるから逆に応援になる」
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失礼で書いた「失礼だと主張することが失礼を生む」
なんかも思い返せばそういう話でした.
こないだ考えたのは「ロマンチストであるが故に浮気を禁止する人のジレンマ」です.
「浮気したらめちゃめちゃ怒られるから浮気しません」よりも「浮気しても別に怒られないけど一途だから浮気しません」の方がロマンチックだと思います.ロマンチストな人がロマンチックな価値観が故に浮気の禁止を叫べば叫ぶほど,浮気しない原因はロマンチックなものではなくモラルや罰則への恐怖によるものになり,浮気されていないことの価値が下がるというジレンマです.
自分以外の人に時間やお金を使われるのが経済的に損失だから禁止する,とかならジレンマというか違和感はありません.
気を遣われると気を遣う とか.
馬鹿っていう方が馬鹿 とか.
無駄な時間使わされたって怒る時間すごく無駄 とか.
批判行為を批判する とか.
ジレンマというかパラドックスというか言葉遊びというか.
僕はできるだけ物事をちゃんと見て,こういった本末転倒やジレンマみたいなことを少なくとも自覚して,できれば自覚を活かして合理的でお得な行動をしたいと思っています.でも結局はそういう揚げ足取りが行動を制限し,僕は身動きが取れずにあちこちで損する本末転倒を引き起こしているのでしょう.
感情を抱くなり主張するなりすればきっと何かと衝突するのでしょうが,自分が矛盾を抱えることに寛容になりたいものです.