古代都市ツボクラ

よく食べ よく眠り よく考える,難ある男二人の備忘録

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ざわです。ブログをはじめてから結構時間がたつので変わった人しかもうこのブログを読んでいない気がする。

変わった人と言えば、かつて岡本太郎という人がいました。太陽の塔の作者の方で、「芸術は爆発だ」という名言を残した人でもあります。この芸術は爆発だという名言について思うところがあったので書き記します。

 

この芸術は爆発だという名言を僕が言ったとして同じ力を持っただろうかというのが今回の命題です。この名言はby岡本太郎というところにその名言たる所以があるのではないかなと思うのです。つまりこの発言はbyざわだと全く力を持たなさそうだなと。

byざわでも力を持たないならばこの言葉の名言性はby~の~によって担保されていることになり、この名言は名言を構成する言葉によって名言になっているわけではないことになります。なんかそれはつまらないなと思うのです。名言と称されるならばby以降がだれであっても名言であって欲しいですし、誰々が言ったから名言になるなら僕たちはその言葉の意味を真に理解できてない気がするのです。だってその発言の正当性を論理ではなく発言者に求めていることになるのですから。発言者が名言の価値を担保しているのが気に食わない理由は、似非科学批判批判の記事で書いたことに繋がるのかもしれません。でも今回は特に芸術関係なので、論理性が必ずしも求められるわけではなさそうです。ただこういう名言に感動した場合、何となくで感動しているんだなということだけは頭に入れておきたいです。何となく。

まあ理解してないもしくは理解できない神秘性が名言を担保しているなら論理性を伴っていないことは仕方ないと思います。本当に理由がさようなら。

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