古代都市ツボクラ

よく食べ よく眠り よく考える,難ある男二人の備忘録

おもしろさの考察 その2 -偏差値-

どうも,たけです.

誰に見られてるかわからないので一人食堂でご飯食べる時もちっちゃく手を合わせていただきますするようにしています.


おもしろさの考察シリーズその2です.前置きはこちら.

closedin.hatenablog.com

 

偏差値30ごっこによって特殊性を主張する事例がよく見受けられます.

ここではテストにおける偏差値の話がしたいのではなく,「平均からのずれの指標」を偏差値と表現します.50が真ん中,そこからの差が特殊性,数値が大きいと「上」で小さいと「下」です.

 

偏差値30というのは真ん中の50から20もずれていて希少性が高いと言えます.でもそれはあくまで実力の話であって,「取ろうと思えば偏差値30取れる人」は偏差値30以上の全員であり,山程います.偏差値30と偏差値70では希少性は同じようでも,その模倣難易度には圧倒的な差があります.偏差値が低い方を模倣することは容易ですが,高い方を模倣することはできません.

 

例えば僕の偏差値が60だとして,僕がより特殊性を得るためには偏差値61になるか偏差値39になるかなわけですが,偏差値61的ふるまいよりも偏差値39的ふるまいの方が簡単で手っ取り早いかに思えます.でもそれじゃあだめなんです.奇をてらってるだけなんですよ.そんなのおもしろくもすごくもないんです.

 

ただ場違いなことしたり,変なもの食べたり,無茶したり,脱いだり,能力の高さの伴わない行動や発想をこれ見よがしにやってみせるだけの行為に特殊性は伴いません.より高みを目指すでもなく,オリジナルでもない,偏差値30ごっこのおもしろくなさたるや,うんこうんこ言って喜んでる幼稚園児と同じレベルです.

 

僕はバカなことでも変なことでもなく,真似できないおもしろいことがしたいので,勘違いしないよう気をつけます.

ちなみに僕の偏差値は2000です.